「コスパ思考の就活」がうまくいかない理由

2026年3月10日

学生時代に楽を選び続けると、あとで本当に苦しくなる

いま私は、とある資格試験に挑戦している。

勉強していて、改めて思うことがある。
「勉強する習慣」があるかどうかは、想像以上に大きい。

私は就活支援をしている。
毎年、多くの学生のESを添削し、面接練習をしている。

そこで感じるのは、能力差よりも“習慣差”だ。


伸びる学生の共通点

伸びる学生は、特別に頭がいいわけではない。

  • 添削を受けたら必ず直す
  • 一度で通らなくても何度も書き直す
  • フィードバックを次に活かす
  • 本を読む
  • 調べたことを自分の言葉でまとめる

とにかく「やる量」が違う。

逆に、伸びない学生は情報は集める。
YouTubeも見るし、検索もする。

でも、やり込まない。

これが差になる。


勉強は「成績」のためだけじゃない

いまは、昔ほど必死に勉強しなくても進学できる時代だ。

それ自体が悪いわけではない。
ただ、本気で机に向かった経験が少ないまま社会に出ると、
どこかで壁に当たる。

就活では、こんな場面がある。

「なぜこの企業なのか?」
「あなたの強みは何か?」

これに深く答えるには、考える力が必要だ。
そしてその力は、突然は身につかない。

勉強の本当の価値は、
良い点を取ることではない。

机に向かう習慣。
理解するまで粘る姿勢。
やり切る経験。

それが後の人生、大人になってから効いてくる。


量は質を凌駕する

ESを1本書いただけでは通らない。
模擬面接を1回やっただけでは変わらない。

10本書く人と、1本で終わる人。
20回練習する人と、1回で満足する人。

差は歴然だ。

楽器でも、スポーツでも同じ。
結局、やった量が力になる。

いまは何でも検索できる。
でも、検索できることはスキルではない。

助言なしで説明できること。
自分の言葉でアウトプットできること。

そこまでいって、初めて“力”になる。


先にしんどいことをやる意味

資格勉強をしながら、私は確信している。

「先にしんどいことをやった人は、あとで楽になる。」

楽を選ぶこと自体は悪くない。
でも、負荷を避け続けると、いつか大きな負荷になる。

いま少し大変でも、
やり切る経験を積んでほしい。

それは必ず、自分を助ける。


少しだけ、大人の方へ

子どもに楽をさせたい気持ちは自然だ。
ただ、負荷を取り除くことと、力を育てることは別かもしれない。
お子様には日々の中で考える習慣、学ぶ習慣を付けさせることを考えて欲しい。

乗り越えた経験は、
あとで大きな武器になる。

私は就活の現場で、その差を毎年見ている。


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