株式会社V3創立15周年にあたって
独立してからの15年を振り返る
私がキャリア系講師として独立して、2024年9月で15周年を迎えました。そこで今、株式会社V3創業当時のことをお伝えすることで、なぜ私がこの仕事をしているのか、その理由の一端でもあなたに伝われば幸いです。ぜひご一読ください。
順風満帆な創業
今思えば独立してから15年もの間、『就活コーチ』という仕事を続けてこられたのは感慨深いですね。これは今まで関わっていただいた全ての皆さんの支えがないとできないことです。感謝の言葉しかありません。
正直に言って独立してからの15年間、私はほとんど苦労をしていないと思っています。
2010年の独立当時、世の中は長く続いた自民党政権から民主党政権に変わり、箱物行政の見直し、事業仕分けで「2位じゃダメなんですか」という言葉が一世を風靡、そして人への投資が見直され始めた時期でした。経済界はリーマンショックが直撃し学生の就職環境も厳しかったときです。
大学に関しては2010年に文科省が大学設置基準を改定。いわゆる「キャリアガイダンス（職業指導）」の実施を義務化、キャリア教育科目を実施する大学数が急激に増えた時期にあたり、私のような就職活動のやり方を教える講師がひっぱりだこになりました。
具体的には「学生に対して面接の練習をしてほしい」などの大学キャリアセンターからの問い合わせがひっきりなしでしたね。
そんな状況でしたので独立当初からホントに順風満帆でした（笑）。