変わるインターンシップ オープンカンパニーとは?
24年卒を対象にした2023年の採用活動からインターンシップの定義が変わります。
政府(経産省、文部科学省、厚生労働省の三省)と経団連(企業側)の合意として、
インターンシップの定義を下記の4タイプに分類しています。
➀オープン・カンパニー
➁キャリア教育
➂汎用的能力・専門活用型インターンシップ
④高度専門型インターンシップ
簡単に言うと、インターンシップと呼んで良いのは就業体験を必須とする➂と④のみ。
➀は従来の1DAYインターンシップで就業体験の有無は問われません。
➁は大学と企業の連携プログラムです。
インターンシップは現在、多数の企業が実施しているものの、「1DAYインターン」が大半で、それが採用選考の事実上の生命線になっているのが実情。職業体験という本来のインターンシップの意味が損なわれる、採用活動の早期化が進むとして、国や教育側は以前からそれを批判していました。
ところが驚くことに、その➀オープン・カンパニーは1年生からでもOKとしていることです。
これに伴い、企業の採用PRと学生の就活は一層早期化を招くことになりそうですが、
私の見方は、早くから企業発見や職種理解、業界研究が1日でできるのは、学生にとってはありがたいことだと考えています。
インターンシップの本来の目的である就業体験は夏休みの➂汎用的能力・専門活用型インターンシップで体験するという切り分けが明確になったと歓迎したいです。
ここで学生側は、➀オープン・カンパニーの活用が鍵となってきそうです。
どの企業のオープン・カンパニーに参加するかは、プログラムの内容とそこから得らえる学びが多そうなプログラム重視で選ぶべきでしょうし、また企業側もその満足に応えるために、単なる会社説明会ではないプログラムを考える必要がありそうです。
株式会社V3では➀オープン・カンパニーのプログラムをご提案しています。
どうぞ気軽にお問合せください。