自分のコンフォートゾーンから出る経験を!外国人留学生の指導で学んだこと
自己PR講座で出会った、心震えるエピソード
先日、外国人留学生向けに自己PRや志望動機など、文章作成に関する講座を行いました。正直なところ、僕の早口の大阪弁でやって大丈夫かな?とちょっと心配もしてたんです。でも、そんなのは杞憂でした。彼らはちゃんと僕の“気持ち”を受け取ってくれていた。
実際に書かれた文章を見てびっくり。日本人の学生でもなかなか書けないような、芯のある良い文章を書いていたんです。日本語の文法や構成もきっちり押さえていて、さらに僕が指導した通りにワードの校閲機能もしっかり活用してくれていた。
「基礎があるって、やっぱ強いな」と思いました。
人生のストーリーが、文章に熱を与える
ある学生のヒアリングシートを見て、胸が熱くなりました。
孤児院で育ち、異国の地・日本に来て、親元を離れながらも毎日を必死に生きている。その中で築いてきた人間関係や、バイト先での店長からの高評価。こうした背景が、ただの自己PR文を“魂のこもった物語”に変えていた。
その姿に触れて、「ああ、自分自身にもっとハングリーさが必要やな」と思わされました。
チャレンジが人を育てる
今の日本の学生たちに「もっとハングリーに!」って言っても、なかなか難しい時代かもしれません。便利なものに囲まれて、過保護な環境で育つと、なかなか危機感とか飢えみたいな感情って湧いてこない。
でも、だからこそ思うんです。
自分のコンフォートゾーンから出る経験が必要やって。
不便な環境、知らない世界に飛び込むこと。その一歩を踏み出したときにこそ、人間は力を発揮する。
エージェントを使えば確かに楽です。でも、その“楽さ”の中に、学びや成長の機会を手放している部分もある。
チャレンジの先にこそ、本当の自己効力感があると僕は信じています。
「あの言葉が自分を変えてくれた」
卒業式の時、ある学生からLINEが届きました。
「中川さんの言葉で、自分が変われました。本当にありがとうございました」
そんなふうに言ってもらえたら、もう泣くよね(笑)。たった数人でも、自分の言葉が誰かの背中を押せたなら、それは大きな意味がある。全員に響かなくてもいい。でも、響く子にはちゃんと届いてる。そう信じて、僕は今日も全力で講義しています。
まとめ
外国人学生の“ハングリー精神”に触れたことで、僕自身が改めて「挑戦」の価値を感じさせられました。
優しく丁寧な言葉よりも、魂のこもったメッセージが人を動かす。自分の快適な環境から飛び出し、不安の中に身を置くことで、見えてくる自分の強さがある。
自己肯定感も大事やけど、それ以上に大事なのは自己効力感。
「やってみたら、できた!」っていう経験を、どれだけ積めるか。
もっと自分を試したい、試してほしい、そんな思いを持った学生の力になれたら嬉しいです。
もっと具体的なサポートやアドバイスが必要な方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。僕、全力で応援します🔥!