今どき高校生が盛り上がるグループディスカッション講座!
先日、三田松聖高校で『高校生のためのグループディスカッション講座』を実施しました。この講座は、高校3年生を対象に、総合選抜型入試(旧AO入試)の対策としてグループディスカッションに焦点を当てた内容です。入試で重要とされるコミュニケーション力や、学生時代に培った能力をアピールするため、どう発言し、自分の意見を伝えるかを学んでもらいました。
発言の第一歩:声を出す大切さ
だからといって入試対策のためだけの話に持っていくのではなく、高校生たちが普段の日常生活(部活動やクラス会、文化祭の打ち合わせなど)で、自分の意見をどう発信できるかがポイント。特に今どきの高校生は、「まずは人の話を聞かなくてはいけない」という考えに囚われがちです。しかし、意見を出さなければ、自分の存在を示すことはできません。講座では、まず「発言する」ことの重要性を強調しました。
例えば、最初に難しく考える必要はなく、「マジカルバナナ」のような連想ゲームで発言練習をすることで、口に出す習慣を身につけることができます。このように、まずは頭に浮かんだことを言葉にして、発言のリズムをつかむことが大切です。質の高い意見は後からついてくるものであり、初めから完璧を目指す必要はありません。
グループディスカッションでのまとめ方
講座の後半では、意見のまとめ方や効果的なグルーピングについても講義しました。ディスカッションでは、多数決に頼らず、合意形成を図る方法を伝授。これにより、ただ話し合うだけでなく、実践的な会議スキルを身に着けることができます。
生徒と先生からのフィードバック
今回の講座は、生徒たちからも非常に好評でした。短時間にもかかわらず、発言することに対して自信を持つきっかけを掴んだという声が多く聞かれました。また、講座を見守っていただいていた先生方からも「部活動でもミーティングを大切にしており、非常に参考になった」とのフィードバックをいただきました。
次回はプレゼンテーション講座
次回は、さらに進んだ「プレゼンテーション講座」を予定しています。高校生が自分の考えを効果的に伝えられるスキルを磨くための講座です。これからも、生徒たちが社会で活躍できるような力を育むサポートを続けていきます。
本日のまとめ
この講座を通じて、発言力を高めることの重要性を伝えました。高校生の皆さんが、自分の意見を持ち、自信を持って発言できるようになることを目指しています。今後も、こうしたスキルを磨く機会を提供していきたいと考えています。